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不動産鑑定士の試験は短答式試験と、論文式試験の2つに分かれています。短答式試験には受験資格がなく年齢や、学歴・国籍・実務経験に関係なく誰でも受験できます。これは、幅広い業界・世代の方に不動産鑑定業界に興味をもってもらい、活躍してほしいという考え方から取り入れられた制度です。これは試験を実施している国土交通省が幅広い業界や世代の方々に不動産鑑定業界に興味をもって頂き、活躍して欲しいという考え方から2006年度の試験から受験資格が撤廃されたのです。
また短答式試験に合格するとその後は3回まで、論文式試験を受験することができます。短答式試験は毎年5月の中旬に実施され、午前は不動産に関する行政法規が午後は不動産の鑑定評価に関する理論が、それぞれ五肢択のマークシート方式で40問出題されます。試験時間はそれぞれ120分で100点満点ですが合格基準はそれぞれの各試験科目で、一定の得点が必要で総合点でも140点以上を取ることです。2013年の短答式試験には1827人が受験して、532人が合格し合格率は29.1%でした。
論文式試験の受験資格は短答式試験に合格した方や短答式試験免除者で、毎年8月の第1日曜日を含む土曜日・日曜日・月曜日の連続3日間、東京都・大阪府・福岡県で実施されています。初日の午前は民法に関する問題が出題され、午後は経済学に関する問題がそれぞれ2問出題され満点は100点です。2日目は午前が経済学に関する問題が出題され、午後は不動産の鑑定評価に関する理論が出題されます。3日目は午前も午後も不動産の鑑定評価に関する論文問題で、午前が2問で午後は1問で満点はそれぞれ100点です。
2013年の論文式試験には812人が受験して、98人が合格し合格率は12.1%でした。不動産鑑定士の試験に合格した後も国土交通大臣の登録を受けた実務修習機関で、研修を受ける必要があり期間も1年から3年まで選択することができます。この研修を終えて初めて国土交通大臣から修了の確認を受け、不動産鑑定士として登録することができるのです。不動産鑑定士の試験は弁護士や公認会計士と並び難関な国家資格ですが、2012年の短答式試験の合格者の最高齢者は80才の方でした。短答式試験と論文式試験の合格者の平均年齢もそれぞれ36.7歳と34.7歳と高く、実務修習生の期間も計算すると一人前の不動産鑑定士になる頃は40歳の手前の人が一般的です。
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