不動産鑑定士求人TOP >> 不動産鑑定士転職の基礎 >> 不動産鑑定士の研修
転職する際に資格を持っていると、大いに役立つことがあります。資格にも民間資格や国家資格から、関係各省庁が認定している公的資格までさまざまです。国家資格にも医師や弁護士などの業務独占資格と、保健師やマンション管理士などの名称独占資格とあります。業務独占資格とはある特定の業務を行う場合に、この資格を取得している人のみが行うことができます。不動産鑑定士も業務独占資格で他にも公認会計士や、税理士・弁理士・一級建築士などがあります。
名称独占資格とはその資格の名称の独占利用が法令で認められている資格で、調理師や栄養士の他に介護福祉士・社会福祉士・土地区画整理士などがあります。この他にもある事業を行う際に指定された資格保持者を、必ず設置することが法律で定められている必置資格などもあります。例えば美容室の管理美容師や理容の管理理容師や、クリーニング店のクリーニング師や保育所の保育士や建築士事務所の管理建築士などです。
不動産鑑定士になるためには国土交通省の土地鑑定委員会が、行っている国家試験を受験しなければいけません。2006年からは受験資格が撤廃されて誰でも受験でき、現在では短答式試験と論文式試験が行われています。これは国土交通省が幅広くさまざまな世代の方に、不動産鑑定業界で活躍して欲しいとの思いから始められた制度です。短答式試験に合格すればその年の論文式試験で不合格しても、申請すれば3回まで論文式試験に受験することができます。
晴れて不動産鑑定士の試験に合格した場合には、不動産鑑定士の登録をするために研修を行う必要があります。実務修習は国土交通大臣の登録を受けた実務修習機関で行われ、実務修習期間は1年から3年までの3つのコースがあります。実務修習の内容は講義・基本演習・実地演習の3つで、3つとも修得確認が必要でもし修得確認ができない場合には再受習しないといけません。講義では一般的基礎知識や種別および類型別鑑定評価や、手法適用上の技術的知識などを学びます。
基本演習では実査・評価・鑑定評価の報告書の作成などを行い、実地演習では指導鑑定士の元で22の実地演習必須類型の鑑定評価の報告書の作成を行います。不動産鑑定士の研修や求人に興味がある方はこのサイトに掲載されている、リクルートエージェントやマイナビエージェントなどの転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか。転職エージェントの担当者が不動産鑑定士の研修のことだけでなく、社風や採用基準などの求人情報も教えてくれます。
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